みんな知ってる?「固定資産税」。所有するだけで課税対象に!!

固定資産税とは

固定資産税は土地や建物などの不動産の所有者に対して課せられる税金で、毎年支払う必要があります。

不動産が所在する市区町村によって課税され、市区町村役場で管理されている固定資産台帳に毎年1月1日の時点で所有者として記載されている方が納税義務を負うことになります。

不動産を所有しているだけで課税される税金であり、自ら居住している、事業に使っているといった用途は問われません。
誰も住んでいない空き家であっても建物の建っていない更地であっても、その土地を所有していれば課税対象となります。

税額はどのくらいになるのか

税額は固定資産税評価額に対して、税率をかけたものです。

固定資産税評価額は税金を課税するための価格ですが、一般的な市場価格の6割から7割程度になるのが通常です。

市場価格よりは抑えられるとはいえ、地価の高い場所に所有する不動産や規模が広大な不動産などでは固定資産税もかなりの額にのぼることもあります。

建物については経年劣化により不動産価格も下がっていくので、先程の例のように築年数が経過した建物では税負担も抑えられる傾向があります。
一方で、土地は管理をしていなくても、古くなることはありませんが、不動産バブルなどで地域の地価が大幅に高騰すれば、税負担が増大する可能性もあるので注意が必要です。

なお、新築を購入したなど一定の条件を満たす場合の軽減措置がとられる場合もあります。しかし、経済環境に応じて税制は改正されますので、常に軽減制度があるわけではありません。

また、都心部や市街地など都市計画地域にあたる場所にある不動産には、固定資産税に加えて、都市計画税もかかり、同時に請求されます。

土地と建物は別

土地と建物は法律上、別々の不動産になりますので、土地付き一戸建てはもちろん、マンションであっても土地と建物の固定資産税額をそれぞれ計算して税額を表示し、基本的には合計額の支払いが求められます。

土地付き一戸建てで土地は父親名義、建物は息子名義といった場合、住んでいるのが息子だけの場合でも土地の固定資産税は父親が納税義務を負い、建物の固定資産税は息子が納税義務者ということになります。

マイホームを建てようと考えて、希望に合った土地を先行取得した場合も気を付けなければいけません。

すぐにマイホームを新築すればいいですが、「資金繰りが難しくなった」、「どんな家にするか悩み、何年も更地のままにしている」ならばどうなるでしょうか。

賃貸住宅暮らしなら家賃を払ったり、今も持ち家の場合は住宅ローンやその家の固定資産税を払ったりしながら、更地のままの土地の固定資産税も払わなくてはならなくなります。

住宅費用の負担が増大しますので、土地を購入するタイミングとマイホームを建てるタイミングを計画的に行うようにしましょう。

マンションの場合には住居部分だけで、建物の経年劣化により年々固定資産税額が減っていくだろうと思われがちですが、マンションでも敷地面積を専用住戸の所有面積で割った土地の所有権を有していることになっています。そのため、年月が経っても、必ず土地の固定資産税額がかかってきます。

都心の地価が高い地域のマンションなどの場合は、建物自体の資産価値が下がっても、固定資産税額は横ばいのまま維持されることもあるので注意しましょう。

支払い時期

固定資産税や都市計画税は毎年1月1日時点での所有者に対して、市区町村にもよりますが、例年4月から6月頃に納付通知書が送られてきます。

毎年1月1日と基準日が決められているのは、不動産は売買や贈与などで所有者が変更されるケースも多いため、確実に納税を実行させるために基準日を決めて納税義務者を明確化しているのです。

1月1日時点では不動産を所有していたものの、数日後に売ってしまったという場合、半年経ってから税金の支払いを求められても、もう自分の所有物ではないのに高い税金を払わされるのは納得がいかないと思われるかもしれません。

とはいえ、役場に所有者の変更を申し出たところで、法令上定められた基準日で固定資産税を課すというルールは曲げられません。

そのため、通常は日割りで計算して清算するのが一般的です。

引渡し前の分は売主が、引き渡し後の分を買主が負担します。

支払い方法

毎年一定の時期がくると固定資産台帳に1月1日時点で所有者として記載されている方の住所宛てに納付書が届きます。

納付の仕方は市区町村によっても異なりますが、金融機関や収納窓口に指定されたコンビニで払い込みを行ったりします。

また、毎年の支払いが面倒な場合には、一度、口座振替用紙を使って申し込みをすれば、毎年、計算された税額につき、自動的に口座引き落としがされるようになります。

長く居住し続ける住宅や、しばらく手放す予定がない不動産であれば、口座振替にしておくと、いちいち払い込みにいく必要がなく手間がかかりませんし、納税の未納や延滞税などが発生するリスクが抑えられるのも便利です。

また、クレジットカード払いが可能な場合もあります。税額が大きいのでクレジットカードで支払ってポイントを貯めたいという方は是非活用してみて下さい。

ただし、手数料がかかるため、手数料額を上回るポイントが得られるか、事前にしっかりチェックしましょう。

土地や建物を所有していれば発生する

相続したものの使っていない土地や建物を持っている場合も固定資産税は毎年発生します。

別にマイホームを持っているという場合には、その家の固定資産税や住宅ローンの返済もするのに加えて、使っていない不動産の固定資産税も支払わなければいけなくなります。

お金の余裕がある方ならともかく、一般のサラリーマンなどにとってはかなりの負担で、家計にも影響を与えかねません。

ですので、賃貸として貸し出したり、更地化して駐車場にするなど、支払いを上回る収益を得られるようにするか、思い切って売却して支払い負担から解放される道を検討しましょう。

まとめ

今回は固定資産税について簡単にご紹介しました。

固定資産税は土地や建物を所有していることで発生する税金です。

市区町村によって金額が変わることもあるので、これからマイホームの購入を考えられている方は自分の住みたい地域の税額をチェックしてみて下さい。

購入した家を手放すまでは永久にかかってくる税金です。

いざ、支払いのお知らせが来た時に慌ててしまわないよう正確な知識を取り入れて、事前に準備をすることが大切です。

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